独り言　in　石垣島

昨日の朝日新聞の夕刊の記事「福岡のごみ、なぜ夜に」。

全国の政令指定市で、夜にごみの収集をするのは福岡市のみ。
これは、毎年福岡に行っていて、夜に収集している現場を見ているし
福岡の人の声も聞いている。“とても便利だよ”とね。

夜間収集の始まりは昭和30年代らしい、というから古くからの制度なんだろうね。

メリットは、ゴミ袋が目に付かない、交通量が少ない時間なので効率がいい、
カラスにゴミを荒らされない、収集車が防犯・防災に貢献、などいくつも。

もちろんデメリットもね。
夜の騒音、資源ごみの持ち去り（石垣は、こそこそとやっているけど）、
市からごみ収集を委託している業社への、深夜手当などの費用が割高、
分別意識の低下、とあるけど、メリットの方が大きいように思える。

実際、福岡の街を歩くと、朝の街はゴミが無くて、綺麗だし、見苦しくないし
分別ゴミをあさって渡り歩く人はいないし、クリーンなイメージがあるからね。

主婦（主夫）からしても、朝慌ただしく出すよりも、ゆっくりと出せて助かると思うし。

福岡の市議会で、「コスト高では？」と問題提起されるそうだけど、
本格的に見直しが議論されることはないらしいから、
デメリットよりもメリットを考えると、良しだね、となっているんだろうね。

福岡の夜間のごみ収集は、いいもんだよね。