博多のうどんは、柔らかく茹でてあると言うよ。
博多華丸さんの書いた「食べずに終われんばい!」で紹介されている
「
うどん居酒屋 ウエスト」へ行ってみた。
店内は、老若男女でいっぱい。女性同士もいるし
10名ほどのサラリーマンで、騒ぎながら食べているグループもいるし
1人で座っているカウンター席では、酔いつぶれて寝てしまっている
サラリーマンのおじさんもいて、人間模様がちょっと見れる。
値段が安いよね。
ちょっと食べるのに、丸てん(さつまあげ)が¥180とかいう値段だから
サラリーマンたちが仕事帰りに、みんなで一杯、ってな時にも使える店でしょ。
うどんを頼んでみた。
讃岐うどんを博多風にコーティングした麺、というのが博多華丸さんの弁。
柔らかく茹でてあって、その中にちょっとコシがあるように仕上げるよう。
かき揚げうどん。
うどんとかき揚げが別に出てくるのがいい。
かき揚げは揚げたてて、サクサク。上級じゃなくたって、この味はいい。
定番の「ごぼう天うどん」。
以前、石垣にも博多から来た人が、うどん屋をやっていたので(今は閉店)
ごぼう天うどんが名物なのは知っていたので、これが食べたくて。
ちくわ天も頼むと、ドーンと大きいのが2つ。
使い勝手が良くて、入りやすくて、居心地が悪くなくて、安くて、となれば
多くの人たちで賑わうよね。
ザワザワっとした雰囲気だって、決して悪い感じじゃなくて
サラリーマンが騒ぎながら、楽しげに食べて飲んでいるのを見るのも
なんだか楽しい。それがウエストなんだな、と。