自分で調べて決めるのが「がん」

ken-vespa

2014年10月18日 11:00

最近読んだ近藤誠さんの「がん」についての本。
近藤さんの本は、何度か読んでいる。
近藤先生、『がんは放置』で本当にいいんですか?」は、ストレートな題名。

ここ数年の間に亡くなった著名人や芸能人の例が上がっている。
歌舞伎の中村勘三郎さん、漫画家の赤塚不二夫さん、芸能レポーターの梨本さん、
スティーブ・ジョブズさんの激痩せはすごかったものね。
キャスターの筑紫哲也さん、歌手の忌野清志郎さんなど、読み進んでいくと
そうだよね、そうだったかも、と頷くことばかり。

自分の身内に「がん」の人がいて、実体験していると、納得する話が多いだろうね。
無理に手術して、身体を痛めて、死期を早めてしまったんだ、って。

放っておけば(痛みが出てきたら治療する)、自然にすっと亡くなるし
亡くなるまでに生活の質た保つことや満足(ってことだと思う。
QOLとなっていた)があるから、って。

放っておくかどうかを決めるのは、自分なのだけど
いざ、自分のことになると、そして、医者に見せると、やっぱり手術なり
放射線なりで、身体を痛める方法を選んでしまうのが人間らしい。

身内に「がん」になった人がいて、最後が痛々しく、壮絶だと、
本の内容には共鳴するし、自分は放っておこう、と思うのだけどね。




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